Tokyo Gourmet

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【ジンフィズ】バー@浅草橋 スピリッツラボ

浅草橋駅からは徒歩5分くらい。
住宅街の中にあるバー。
入口が引き戸になっていて開けるとガガガッと音がして来店が分かる仕組み(?)。
 
L字のカウンターは10席程度。
カウンター内に熱帯魚の水槽があったり、
カウンター袖の壁が赤いペイントだったり、
カウンター板があまり高級感のないタイプだったりで、
店内の雰囲気はショットバーという感じ。
 
バーテンダーは雰囲気が若くひとりでサービスしている。
先客が3組いたけど一人で来たので気を遣ってくれたのか積極的に話し掛けてくれる。
 
価格が明記されたしっかりとしたメニューがあるので初めてでも安心。
全体にそこまで高くはないショットバー価格。
 
一杯目にはジンフィズをオーダー。
ゴードンにレモンジュース、カリブのシロップをシェイク。
シェイクは少々長めかな。
シェイク後グラスに注いだら、シェイクに使った氷をグラスにイン。
あ、それ使うのね。
最後に炭酸水を注いでバースプーンで軽く1回ステア。
ジンフィズにはバーテンダーの技術のすべてが含まれているなんて言われるけど、
それ以前のバーのスタンスが見えたかも。
 
二杯目はカクテルはやめてアードベッグのウーガダールをストレートで。
アードベッグの独特なピート感は一日の疲れを忘却の彼方へと追いやってくれる。
これはバーのカウンターで一人で飲むのが正しい飲み方だろう。
 
ボトルのコレクションを見ていると有名どころはそこそこある。
が、左手の棚はほとんどがスプリングバンク
スプリングバンクの比率が異常に高い。
聞くと最初に感動したのがスプリングバンク1997のバッチ1で、その次に感動したのがスプリングバンクのラムカスクだったとか。
そのせいでスプリングバンクのリリースがあるたびに買っていたらこんなに増えてしまったのだそうだ。
100本を目標に集め続けているのだとか。
スプリングバンク好きなら至極快適な時間を過ごせそう。
 
なのでこのお店の正しい使い方は、スピリッツラボの名前の通りスピリッツ、それも特にスプリングバンクを始めとしたウィスキー系をストレートで楽しむというところかな。
 
お会計後に裏口からパタパタと出て入口を開けてくれて、角を曲がるまでお見送りしてくれる。
こういう姿勢はいいと思うし大切にして欲しいな。
 
ジンフィズ、アードベッグ ウーガダール 2200円
(暗くていい写真が撮れなかったので写真はなし) 

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